※『R.O.D -THE TV-』のネタバレあり
第18話「告白」
朝起きると、マー姉が朝ごはんを作っていた。
「おはようマー姉。ふわ~ぁ」
「・・・おはようアニタ。ご飯、もうすぐできるから。顔洗ってきて」
マー姉は割烹着を着て、台所に向かっていた。
「は~い」
私はあくびをしながら、洗面所を探す。どこだったっけ?
洗面所の引き戸を開けると、そこにはもうだれか来ていた。
「おはよう」
あれ!?なんでジュニアがここに?
ジュニアは歯を磨いていた。
「おはよう」
私は照れ臭くなって、鼻の頭をかいた。
「・・・そっち寄ってよ」
「うん」
という、出だしのこのシーン超萌えたわー!!!もうこの話これで勝ちだわ!!!
それからも、みんなで浴衣着て朝ごはん食べるのとか、縁側で二人足をブラブラさせて座ってるのとか、もうメチャクチャかわいくてヤベーですね!
平和!
まるで夏休みのおばあちゃん家!しまいにはみんなでシャボン玉吹くんですよ!?あうー。
もうこれ心の最終回だわ。『カウボーイビバップ』でエドが出て行った話だわこれ。そうでしょこれ?こっから先は、どうせスパイク死ぬんでしょ!?うう見たくない見たくない!!!
そして、読子リードマンから明かされる秘密。
彼女の告白には、ジュニアくんがほぼ核心といっていいほどに関係していた。
ジュニア。彼は、肉体が滅びつつある英国の影の支配者「ジェントルマン」の知識や知恵を移し替えるための器だったのだ!つまり、「ジェントルマン Jr.」だったのである!やっぱりピッコロじゃねーか!彼女のお母さんナンシーさんも、そのための実験として作られた人間だったのだ!
生まれる前から勝手に一族の命運を担わされる子ども。『ゴールデンカムイ』のアシリパさんとか、『ドラクエ5』の勇者とかと同じですな。子どもにしてみれば大きなお世話ですね!世界なんか救ってたまるか!
この事実を知った読子先生は、上司であるジョーカーに人権無視の人体実験だと猛抗議。すると、大儀のためには小事にすぎぬと読子さんを追っ払おうとする。それどころか、大儀のために読子さんの恋人が今どうなっているかを見せつける。それを見た読子さんは暴走してしまうのだ。
そして、その暴走の果ての事故から火事が起こり、大英図書館は焼失してしまうのだ!これが読子さんが国会図書館に5年間ナンシーさんと隠れていた理由だった。
しかし、なぜそこにアニタがいる!?6年前のイギリスに?今13歳前後だから6歳前後。・・・もう嫌な予感がする。夏休みカムバック!!!!
しかし、ジュニアが『すべてを見通す眼の書』を持った瞬間、実際にバーチャル映像が見えるのすごかったですね。これで全部ジュニアに「ジェントルマン」インストールしてしまった、一体どうなってしまうのか!?
つづく
ところで、最近になって第2期のエンディングテーマを歌っているのが、三浦理恵子、つまり読子先生だったと気が付く!遅っ!
つまりこれはアイドルソングとして聞くべき曲だったんですね!聞き方がわかればこっちのもんである。
それにしても、エンディングに出てくるふたりの影は誰だろう?