『R.O.D -THE TV-』の日記~その11

※『R.O.D -THE TV-』のネタバレあり

 

第14話「紙葉の森」

今回は、このアニメのバックボーンが明かされる話だった。いわゆるスターウォーズだったら、最初にデデデデーンといって文字が飛んでいく部分である。
しかし、それを私が書いても仕方がない。それだとただの写経である。
ただ、予想のかなり上を行く世界観でびっくりした。この女が実は頭がおかしく、パソコンで妄想を書き綴っているのかと思ったほどだ。でもまあ、実際に幻想や神話の類の話であることに間違いはない。言ってることはナチスと大同小異である。
ところで、大英図書館は焼失したそうだ。私は昔、行ったことがあるのだが、建物がやはり違っていたので再建したのだろう。なかに入ってすぐ左の部屋に「マグナカルタ」が飾ってあった。人類史上もっとも重要な「紙」の一枚である。
ちなみに、図書館の前にはどでかいニュートンのモニュメントがある。古典物理学の父であるニュートンは、同時に魔術師でもあった。24歳で統合失調症を患い、魔導書をいくつも書いている。科学とオカルティズムは現代ではよく対立して語られるが根っこは一緒である。そんな人の銅像国立図書館の前に作るというのは、さすがはイギリスだと思ったものだ。科学と魔術が交差するとき物語は始まる!
そして今回の話で、ようやくグリフィス髪の少年の名前がジュニアだとわかった。いや、とっくに言ってたのかもしれないけど、ようやく私が覚えた。ピッコロじゃなくてよかった。そしてこれまで見たこの子のなかで一番かわいかった。もう絵からして全然違っていた。絶対、作画監督の趣味である。彼はシンジ君と綾波を足して2で割ったようなところがあり、彼のことを考えていると私は軽く手がしびれてくる。
そして、7つあるドラゴンボールは、このジョーカーという男が全部そろえてしまったようだ。一体どんな妄想を叶えようとするのか楽しみである。
 
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