新元号は相生
「ちょっと雑談しましょう」
「うむ」
「令和の次の元号は何でしょう?」
「グァム」
「サイパンかと思ってました」
「おしい!」
「ところで、『求愛エトランゼ』じゃあ、どの話が良かったですか?」
「あの、神社の呪いの、お互い好きになっちゃうやつ」
「あんた、ああいうの好きですね」
「大好き」
「ラブコメとエロの間ですよね」
「ザ・エロマンガ」
「私はあの最後の、クズって言われるやつです」
「あれ最高だった」
「あなた、Sな女の子好きなんですか?」
「超大好き」
「てっきり、Mな子が好きなんだと思ってました」
「どっちもいける。それぞれに、逆のことさせたい」
「私はストレートでも飲めますね」
「さて、エトランゼの意味を、新明解国語辞典の第七版で調べてみました」
「うむ」
「エトランゼ③[フ étranger=見知らぬ人](旅行中の)外国人、だそうです。ぴったりですね」
「あれ?タイトルナンバーのあの子、名前がミハイロワだから、ロシア系だと思ってたんだけど」
「ここは異国情緒ということで、あえてフランス語にしてるんじゃないですか?」
「なるほど。しかし、いいね『求愛エトランゼ』。クレイジーケンバンドの曲名みたい」
「ありゃ、メインはアジアですよ」
「奥さんのためなら~♩」
「あの、お姉ショタならぬ、奥ショタの話も良かったですね」
「あの人、かわいかった」
「私、これまで人妻とか一切興味がなかったんですが」
「ホムンクルス先生の漫画は、属性をあっさり凌駕してくるんだよね」
「でも、あの娘さんにも、出てきて欲しかったです」
「そりゃいつも読んでるだろ」
「ところで、表紙の女の子は、イギリスから来たあの子だよな」
「メイドの恰好してるから、そうでしょう」
「なるほど、プリンセスからメイドまで」
「異国情緒あふれてるでしょう?」
「留学する話とか、遠距離恋愛の話とかもあったもんな」
「この2019年に、メイドさんを表紙に持ってくるのって、すごくないですか?」
「堂々とメインストリームに帰還した感じがするね」
「このオールドスクールな感じが、今また来てるんでしょうか?」
「そうかもしれん」
「ところで、この漫画、発売日にノコノコ買いに行ったら、売り切れてましたね」
「しかし、いまの世の中で入手困難とか、テンションあがるよな」
「みんな特典、狙いなんでしょうか」
「それもあるけど、わざわざそういうとこで買いたいとかあるじゃん」
「まあ。イベントですしね」
「結局、どこで買ったんだい?」
「発売から一週間して、三宮のメロンブックスに行ったらようやくありました。他はまだ売り切れでしたね」
「あとなんか、他にこれを待ってるとかそういうのある?」
「『ダ・カーポ4』ですかね。今月末発売です」
「まだ、『レッド・デッド・リデンプション2』途中なんじゃなかったっけ?」
「もう半年やってるのに、全然終わりません。でも私、『ダ・カーポ』シリーズの本編だけは、発売日に買うって決めてるんですよ」
「アペンド・ディスクは?」
「多すぎて、さすがに手が回りません」
「バイオのリメイクもやりたいんじゃないの?」
「やりたいゲームが多すぎる!でもその前に、ホムンクルス先生の漫画を今夜から読み直します」
「エロマンガ熱が再燃してるから、他のエロマンガも読み直したいね」
「まあ、のんびりやりましょう。さて、それじゃあ最後に一曲、何か掛けてください」
「わかった。それじゃあ、Lynで『Last Surprise』」
Persona 5 - Last Surprise OFFICIAL Lyrics