終末の過ごし方

「ちょっと休憩して雑談しましょう」

「うむ」

「最近どうですか?」

「忙しいわ」

「結構なことじゃないですか」

「やかましい!」

「なんで怒るんですか!」

「いいからアニメの話でもしようぜ」

「『はじめてのおるすばん』アニメ化するらしいですよ?」

「マジで!?どこで?」

「メリージェーンです」

「そうか・・・」

「なんだよ、そうかって。動画工房だと思ったんですか?」

「いや別に思わないけどさ。メリージェーンって、『おやすみせっくす』のとこだっけ?」

「・・・・・・確かそうです」

「地上派で見たかったな」

「『異種族レビュアーズ』でも無理だったのに、放送できるわけないでしょうが!」

「全員18歳以上だから大丈夫かと思ったんだけどな」

「まあ確かに小学生は最高ですけども」

「だからあれはコスプレなんだってば!!!」

 

「それじゃあ、あなたの最近のニュースはなんですか?」

「特になんのニュースもない」

「つまんねー野郎だな・・・」

「いや、でもエロゲーで思い出したけど、最近よく『終末の過ごし方』ってゲームのことを思い出してたな」

「世界が終わる系のエロゲーですね。名作でしたね」

「救うとか救わないとかじゃなくて、たんたんと世界の終わりまでの一週間を描くというね。NO セカイ系

「私はあのじゃりン子チエみたいな髪型の女の子が好きでしたね。あなたは?」

「俺はあの妹キャラの女の子だったな」

「絵もパステル調でかわいかったですね」

「腕時計と眼鏡だけは絶対Hシーンでも外さなかったな。当時、眼鏡なんか別に興味なかったけどあれは興奮した!」

「エロかったですね!まだスクリーンショットが外付けハードディスクにあるんじゃないですか?」

スクリーンショットの話するのやめてくれる!??てかあんなんとっくに壊れたわ!」

「しかしあんた最近、終末系のマンガばっか読んでますよね?『わたしは真悟』とか」

「・・・いや、偶然ね。なんか最近見直したくなってな」

「あんたってそういうヤツだよね」

 

「それじゃあ最後に『はめふら』の話をしましょう!」

「今日は無理だよ!それはまた今度シンポジウム開こうぜ」

「それじゃあ『波よ聞いてくれ』はどうですか?」

「面白いわー!なんつーか最近、こういう青年漫画っぽいやつに長い間触れてきてなかったから非常に新鮮だわ!」

「自分が大人だったってことを急に思い出しましたね」

「いや本当に。中学二年生なのかと思ってたわ」

「いい加減目を覚ましてください!人生何回ループしてんですか!」

エヴァが完結しないことには中学生が終わらないんだよ!!!」

「そういえば『ひぐらしのなく頃に』再アニメ化らしいですよ?」

「やったぜ!てか本当にループしてんじゃん!」

「ループ系アニメがループするっていうね」

「ぐげっ!ぐげぇええええええええっ!!!とかいうあのシーンとかどうなるだろうな」

「包丁の柄をこう壁につきたてて、自分の首に何度も何度も突き刺して死ぬやつとかね」

「いやーあのナタ女にもう一度会えるなんて嬉しいなー」

「私の竜宮レイナをナタ女呼ばわりしないでください!」

「お前は彼女のことを何にもわかっていない!!!」

 

 「ということで結局いつものように、エロとグロの話になってしまったな」

沙村広明とか特にね」

「・・・・・・その話はよせ」

「まあいいじゃないですか別に。エロと身体は捨てちゃダメだって前に言ってたじゃないですか」

「まあね。それにどのみち俺には『R.O.D -THE TV- 』の感想以上のことは書けんしな」

「あんた、あのアニメ見終わったら、なんか自分が抜け殻になったみたいなこと言ってましたもんね」

「もう、あれで終わってもいいわ」

「何言ってんですか。終わりなんてありませんよ」

「・・・そうだな」

「それでは最後に一曲、なにか好きな曲を掛けてください」

「それじゃあ、Girls Dead Monster で『Crow Song』を聞いてください」

 


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