『映画 この素晴らしい世界に祝福を! 紅伝説』の感想<ネタバレ注意>

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めぐみんかわいい

 

「我が名はめぐみん!アークウィザードを生業とし最強の攻撃魔法、爆裂魔法を操る者っ!」

「『このすば』、面白かったですね!」

「ブーレイ・ブーレイ・ンデード・・・!」

「それ呪文違いますよ」

「エクスプロージョン!俺はラストで号泣したぜ!」

「『このすば』で泣いたんですか!?どこで泣いたんですか?」

めぐみんとゆんゆんが二人でスプリットスクリーンで合体魔法を撃つところ」

「アニメ映画の王道のラストでしたね!あれはシビれた」

「ハァアァァァァアアアアアアア!!!ってとこで、ボロボロボロー・・・・」

「やっぱりアニメーションは素晴らしいです」

「俺はもう、とにかくめぐみんがかわいくてね!」

めぐみん死ぬほどかわいいですよね!」

めぐみん死ぬほどかわいい!」

「私は、二期でめぐみんとカズマが一緒にお風呂入るシーンが良かったです!」

「あれはヤバかった!」

「それで、今回はめぐみんとカズマが同じ布団で寝るシーンがあったんですよ!もう緊張して、口に手をやって見てました!」

「いやードッキドキしたぜ!」

「確かあなた、女の子と一緒にただ寝るのが、理想の萌えなんですよね?」

「そうなんだよ!俺は、つねづねエロいことなしに女の子と一緒に布団で寝るのが、この世で一番萌える行為だと思ってるんだよね!誰も理解してくれないけど」

「寝顔を見たいってことですか?」

「いや、ただそばで一緒に寝るだけでいいんだよ。抱きつかなくてもいい」

「抱き枕を抱かずに寝るみたいな」

「だから、一緒にお風呂にも入りたいんだよ。これはエロくなくてもいいんだよ。ただ、一緒にお風呂に入ることがゴールなんだよ。俺はただ女の子と一緒にお風呂に入りたいんだよ!」

「そして、隣り合わせのお布団で一緒に寝たいんですね?」

「寝たいの!」



中二病でもめぐみんはかわいい



「それじゃあ、他の女の子について話しましょう」

「もうちょっとめぐみんの話をさせてくれ。めぐみんは、服もかわいいんだよね」

「あの帽子、かわいいですよね」

「いやーいま思い出しただけで、かわいいわー・・・あうー。そんであの人、中二病だから格好は魔法使いなのに、指ぬきグローブしてんだよね」

「アニメ会の『国井咲也』さんがしてるみたいなやつですよね」

「そうそう、あのスナイパーがするみたいなやつしてるんだよ。あれで魔法の杖のグリップをよくしてるんだよね」

「目が~!って言ってましたよね。包帯とかしてるし」

中二病って普通は、現実世界から異世界にあこがれて、魔法使いの格好とかするんだよね。でも、めぐみんは自分が最初から魔法使いなのにも関わらず、魔法使いにあこがれてるんだよ。これが彼女のえらいとこなんだよね!」

「自分が本来なら、異世界の住人なのに!」

「これが、この世界の素晴らしいところなんだよ。ほんと、めぐみんを見てると、どこにも逃げ場がない気がしてくるんだよな」

「迷宮入りしてますよね」

「自分で自分にあこがれること、これが俺の考える中二病理論なんだけど、めぐみんはまさにこれに当てはまる」

「そういや、劇場版ではゆんゆんの姿をみて、爆裂魔法使いやめようとしてましたよね」

「そう、他人にあこがれると中二病は治って来ちゃうんだよ」

「難しい問題ですけど、自分で自分に夢中になってる人ってのは、かわいいですよね!」

「そうなんだよ。だからめぐみんは1から10までかわいい」

 

ダクネス怖い

 

「それじゃあ、次はダクネスはどうですか?」

「俺、ダクネスはちょっと・・・」

「あれ、ダクネス苦手ですか?駄目なセイバーみたいでかわいくないですか?あなた『くっ!ころせ!』ってやつ好きじゃないですか」

「まあね。・・・あんまり話したくないけど」

「じゃあ、ダクネスいいじゃないですか」

「彼女はちょっとM過ぎるんだよね。あの人、『殺し屋イチ』のヤクザ並みのレベルのMだから」

「男オークに蹂躙されたかったとか言ってましたもんね」

「もはや隠そうとすらしない!そんなんに『くっ!ころせ!』とか言われても全然こないわ!」

「もはや、あそこまで行くとただの死にたがりですよね。『レイリ』みたいな」

「あのパーティーに入って本当に良かったと思う。でないと速攻で死んでる」

「そう考えるとこのアニメ、はみ出し者たちが集まってことをなす作品だから、結構王道ですよね」

「よく出来てるわー」

「でも、実生活では結構恥ずかしがるのとか、かわいくないですか?」

「そこは恥ずかしがるんだ、みたいなのあるよな」

「だから、そういう攻め方をすればいいですよ」

「攻め方って言うな!でもあんまりやると、なんでもハアハアしだすぞあれ」

「だから、ちょっとつっつくんですよ。ヒット・アンド・ラン戦法でイチャイチャしましょう」

「それはエロイかもしれん」



バカな女の子、アクアのパンツ



「それじゃあ、次のパーティーメンバーはアクアですね」

「君はアクアが好きだったな」

「最初の頃の二人で生活するあたりとか最高ですよ」

「飲み過ぎて、路地裏で吐いてたな。ゲロ吐くヒロインは『銀魂』の神楽しかいないのかと思ってた」

ガテン系の仕事して、毎晩宴会して、納屋で寝るだけっていう。いいアニメだなーと思いまして」

「『Theガッツ!』みてーな」

「アクアはあんなにマッチョじゃありません!しかし、今回の劇場版じゃ、ちょっと出番少なくなかったですか?」

「だって、今回はめぐみんにフォーカスした話だったから仕方ないじゃん。二期で彼女を祀っているカルト教団みたいな村には行ったし」

「ひどい話でしたね、あれは・・・」

「村人たちは神様本人に、お前は神の名を騙る偽物だ!って言って迫害してたぞ」

「南部の方にある村なんでしょうか」

「まあでも、彼女の一番の魅力はバカなことだよね」

「そうなんですよ!彼女は愛すべきバカでね。てかダクネスめぐみんもカズマも基本的にみんなバカですよね」

「ウィズとか一部の大人以外は全員バカだね」

「ちょっと、あんまりバカバカ言わないでください!キャラに失礼でしょう!」

「お前もバカバカ言ってんじゃん!」

「今、9回くらい言ったかな?ところで、アクアってパンツ履いてないんでしょうか?」

「だから俺、履いてないかどうかにはあんまり興味がないんだって」

「まあ、あんな短いスカートなのに履いてなかったら、全然落ち着きませんね」

「そうだよ。むしろ履いててくれないと」

「でもあなた、『ダカーポ4』で日野原ちよ子ちゃんが、公園で転んでお尻濡れちゃって、パンツこっそり脱いで普通にしてるの見て、どえらい興奮してませんでした?」

「あれはパンツを脱いでることにグッと来てるんであって、履いてないことにグッと来てるわけじゃないんだよ」

「そうかなー」

「そうだよ!例えば『ニセコイ』のアイキャッチで、るりちゃんがスクール水着に着替えようとして、パンツを脱ぎかけてるとこを捉えた一枚があったけど、それもパンツありきでグッときてるわけであって、別に履いてないことにグッときてるわけじゃないんだよ!俺、スクール水着とか別に好きじゃないし!」

「・・・まあ、そうですね。そんなん覚えてるくらいなら、そうなんでしょうね」

「わかってくれてよかったよ」

「でも、ダクネスは履いてなくてもいいんじゃないでしょうか」

ダクネスは最初から履いてないんじゃないかな」



カズマもかわいい



「それで、男の子の話になりますが、カズマはどうですか?」

「彼はパンツをスティールする能力があったね」

「まだ、パンツの話をするのかよ」

「ここからもやはり、パンツを脱ぐという行為がグッとくることがわかる」

「女の子が気づいて、スカートの上から急いで押さえるやつですね」

「『ガヴリールドロップアウト』でも、パンツだけ学校にワープする話があったけど、あの恥ずかしがるガヴはシリーズ通して一番萌えた」

「私なんかは、履くという行為もなかなかグッときますけどね」

「それなら俺はブラだな。こう、背中のホックからつける感じで・・・。とにかく!パンツが無ければパーティーは始まらないんだよ!」

「でもカズマはエッチですけど、いわゆるギャルゲー系の主人公じゃなくて、なんかかわいいですよね」

「イチャイチャじゃなくて、一緒になってワイワイやってる感じがいいよな。そこらへんが上条当麻との違いだよ。ギャルゲー系主人公は男前すぎるし、モテすぎなんだよ!あの野郎!」

「そりゃ、あんたが御坂さんが好きで嫉妬してるだけでしょう」

「とにかく、カズマもちゃんと身体を張って何度も消滅してるし、今の時代、男キャラはこれでいいのかもしれんね」

「すべての男は消耗品であるって、村上龍も言ってましたしね」

「ただ一点、気にいらないところがあるんだよね」

「なんですか?」

「あの緑のジャージだよ!最初の頃着てた、あのジャージの上下はちょっとひどすぎた」

「あなたジャージキライですもんね」

「ジャージ着ていいのは、ヤンキーとラッパーと『3-B』のマミさんだけ」

 

What a wonderful world

 

「それじゃあ、最後になにか言い残したことを言ってください」

「この作品はタイトルが本当にいいね」

ルイ・アームストロングの曲みたいな」

「うん。これが例えばだな、『俺が異世界に転生したら、実は冒険なんかできるとこじゃなかった!』みたいな感じだったら、ここまで面白くはならなかったと思うんだよね」

「まあ、あんまり目立たなかったかも」

「そうなんだよね。別にそういうタイトルが悪いっていうんじゃなくて、ギャグ作品にこういうタイトルを付けるセンスが素晴らしい。名は体を表すって言うけど、これは作品にだって言えることだと思うんだよね。なんでもそうだけど、面白い作品ってタイトルの時点で大抵面白い」

「確かに素敵かも」

「だから映画にも安心して行ってきたよ。そんでこの面白さは深夜アニメとか好きな人にしかわかんないだろうなーと、つくづく思ったね!」

「アニメ見てきてよかったですね」

「本当に良かった!」

「さて、『このすば劇場版 紅伝説』は、現在絶賛公開中なので、まだ見てない人はぜひ劇場に見に行ってもらえればと思います!」

この素晴らしい世界に祝福を!!」


「映画 この素晴らしい世界に祝福を!紅伝説」本予告第2弾