※ネタバレ注意
「ヒャッホウ、最高だぜ!犯人は沙都子だったのか!」
「あのバレちゃあ仕方ねえって悪人ヅラすごかったですね!」
「いやーしかしわかんなかったなー!」
「正解率1パーセントに挑みましたが今回もダメでした」
「今にして思えば『祟騙し編』で、村人総出で助け出したのに、圭一くんをオジサンに襲わせたりしてたもんなー!」
「いや、あれはわかりませんよ。沙都子も感染してるのかと思ってましたし」
「なんか妙にエロいなとは思ってたけどね」
「そう!!今回の沙都子すげーかわいい!」
「旧作と比べてキャラのなかで一番かわいくなってない?」
「そうそう!わかってますね!!昔はちょっと子どもっぽ過ぎて萌えなかったですもん」
「そんなことないけど、にーにー!にーにー!言いまくっててきつかったな・・・」
「今回もつらかったですけどね」
「にーにー!にーにー!!!っつって圭一くんを吊り橋から突き落とすんだよ。や、やめろ!沙都子!沙都子ー!!!うわー!!!」
「それで今回は、この計画通り!にやりっ!ですよ」
「や、やはり…私は…間違っていな…かった…」
「そんでどうですか?2人目のタイムリーパーが出現ですよ!?」
「梨花ちゃんの『時の世界』に沙都子が『入門』してきたね」
「これでメタ世界の人間は、羽入、梨花、沙都子の3人」
「羽入は人間じゃないでしょう」
「2人と1神」
「この、え!?こいつもループしてんの?ってのは『未来日記』の我妻由乃を思い出しましたね」
「そうだわー!あの人も銃火器の扱い上手かったもんな!」
「彼女は別にそこまで強くないんですよ。それでも孤高に戦う姿がカッコいいんですよね」
「だから今回は沙都子がヤンデレになるんだよ」
「てことは、このタイトルの『業』は沙都子の『業』になるんですか?」
「うーん。わからんけど、梨花と沙都子の戦いの話になりそうだよね」
「俯瞰してる人間が、いくつもの世界のゲーム盤を交えて戦う。これだと『うみねこのなく頃に』ですね」
「小此木が、ボスの鷹野はゲーム盤を降りた。みたいなことを言ってたしね」
「おまけに小此木の部下、右代宮縁寿の部下だった天草っぽくなかったですか?」
「そうそう。オープニングにも1コマ、右代宮邸に似てる洋館のカットがあるんだよ。あれいつ出てくるの?」
「あんなの雛見沢にはないですからね。梨花ちゃんが行きたがってた聖ゲルニカ学園なんじゃないですかあれ?」
「違うわ!!そんな名前だったら沙都子じゃなくても止めるわ!」
「あれだとすぐ元通りなんですけどね」
「まあ、とにかく本作は百合だと。こういうことじゃないかな?」
「あり得る話ですね。史上初のヤンデレ百合。あなたの一番好きな黒百合ですね!」
「黒百合。花言葉は呪い」
「梨花ちゃんが250%受けですね」
「ちょっとグロイ話になるけど、梨花ちゃんのワタを沙都子が綿流しする話あったじゃん?」
「はい。あの部屋の中が夕焼けと血で真っ赤なやつですね。『さよ教』みてーな」
「ずるずるとワタを手繰りながら、私は!私は梨花にどこにも行って欲しくなかったのでございますのよ!?って沙都子が泣くんだよ。あれすごくなかった!?」
「あんなん『多重人格探偵サイコ』以来だわ!!!ヤバすぎでしょ!?」
「なんか優しい音楽まで流れて感動的なんだよね!そんで梨花ちゃんが、私が悪かったわ…。もうどこにも行かない、ごめんなさいなのです……って言って息絶えるんだよ」
「普通そういうのって戦友の死を看取るときにやるやつなんじゃないの!?沙都子が言うべきセリフを梨花ちゃんが言ってるし!沙都子は現代のドクターキリコなの!?」
「素晴らしいサイコ描写だったね」
「あそこはアニメ史に残るグロテスク表現でしょう」
「このね、ただ痛そうな映画とかあるじゃないですか『ソウ』とか『ホステル』とかね。そんなの目じゃないっていうね。だからベストホラーアニメって言ってんの!!!」
「女同士ですよあれ?品があって非常にいい」
「あれは5億点だった!」
「それで、あら?怖い夢でも見たのですか。って起きたらまた沙都子が顔覗き込んでるんですよ!これも夢なの!?っていうね」
「これがもう怖いわエロイわ可愛いわ萌えるわで」
「そんでラストは、羽入からもらった『弓と矢』のカケラみてーなので沙都子を殺すんですね?」
「いやいや、あれは2人の恋を邪魔する羽入を殺すんだよ。そんで『オヤシロサマレクイエム』が発動すんの」
「そんで?」
「そんで最後は、誰も終わりという真実へとたどり着くことができなくなって終劇」
「なるほど!もうすぐ公開される『シン・エヴァンゲリオン劇場版』と同じ終わり方をするんですね?」
「いやいや!!!エヴァにはもうそんな終わり方されちゃたまらんよ!!!」
「じゃあ『シン・エヴァ』はどういう終わり方をするんですか?」
「『シン・エヴァ』は、最後に映写機からロンギヌスの槍が飛び出してきてスクリーンに突き刺さって終わり」
「完璧じゃん!」
「そんで『ひぐらし』は、オヤシロさまを消し去った梨花ちゃんと沙都子が2人で一緒に脱出するんだよ。この暴力とエロにまみれた世界からね!」
「なるほど。それじゃあ『ひぐらしのなく頃に業』は、シスターフッドの話になるんですね」
「いやーそうなったらヤバイなー!俺の見たい百合ってやっぱこういうことだな!」
「よくわかりました。それじゃあ最後に何か一曲掛けてください」
「そうだな。それじゃあ、茅原実里で『Paradise Lost』」