『ダイヤモンドの純度』

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お互いに勝ちを譲り合う関係。まさに奉仕部。でもこれだと絶対自分は幸せになれない。勝者が寂しさや悲しみも全部手に入れてしまうからだ。

敗者には何も与えられない。あって自己満足くらいだろう。それも時が洗い流して行き、後に残るのは後悔や嫉妬だ。それがいつまでも自分を苛むかもしれない。

だが不幸にならなければ感じられない幸せがあり、負けないと勝てない戦いもある。

愛を伝えなければ得られない友情もあれば、間違えなきゃ見つけられない本物だってあるのだ。

例えそれが一瞬のきらめきだったとしても。