「ちょっと休憩して雑談しましょう」
「いやー長い潜水だったわ」
「いま1月の25日ですよ」
「まだ去年の11月くらいな気がする」
「そろそろ我々も『時』を動かしましょう。それでどうですか?『鬼滅の刃』遊郭編は」
「すげー面白いわ!1期より面白い気がする!」
「どの辺が面白いですか?」
「戦闘シーンとか最高だわ!普通テレビアニメって戦闘シーンが一番退屈するじゃない?」
「・・・そんなことありませんけど、確かにアクションシーンすごいですね!」
「最新話だと、宇髄天元が鬼の兄妹と出会ってから結構長い時間、会話するんだよ。回想シーンに入ったりしてさ。そんで、えーい!まだ戦いが始まらんのかい!と、こっちがしびれを切らした辺りで、とんでもない3分間が動き出すわけよ!」
「能動的3分間でしたね!」
「3分より長かったんじゃないかな?この一瞬にすべてを賭ける感じが日本のアニメだなーって思うんだよね!」
「『R.O.D -THE TV-』の最終回とか思い出しましたね」
「名乗りを上げてから戦う、武士同士の立ち合いみたいな感じだよ」
「他に何かありますか?」
「あとは、やっぱり絵が『空の境界』だなーって思ったね!」
「あなたそればっか言ってますね」
「だから、やっぱ絵の感じがエロゲーの背景とかによく似てるなーとか思うわけよ」
「『鬼滅の刃』の!?まあ確かにufotableは『Fate』とかも手掛けてますけど・・・」
「戦闘シーンも夜ばっかだし、あんまり日本って感じがしないんだよね。アメコミっぽい感じでもないし、都会っぽいというか。やっぱりアニメの鬼滅はゲーム寄りのデザインだなーと思うわけ」
「ゲーム原作のアニメは、やっぱりゲームっぽいデザインになりますか?」
「そりゃなるさ。でも舞台がゲーム内の世界じゃなくて、実際に血を流して戦うあたりに独特のカッコよさを感じるんだよなー」
「煉獄さんのカッコよさには、そういうところもあるかもしれませんね」
「それじゃあ次はあんたが話してくれ」
「それじゃあ私はキャラの話をしたいんですけど、とにかくみんなムチムチしてエロくていいなーと思いまして」
「確かにムチムチしてる!宇髄さんの奥さんとかすげーエロい!」
「あの薄い唇とかも色っぽいじゃないですか?」
「みんな美人だよね。あのデフォルメされた感じがジャンプだなー」
「そんで、炭治郎とか善逸とか男子も身体がムキムキなんですよ!」
「そうそう、伊之助だけかと思ったらみんないい身体してんなーと思ってさ」
「だから男女問わずみんなロリ巨乳なんですよ」
「?」
「だから、童顔なのに脱げばみんなすごいんですよ!筋肉にしろ、おっぱいにしろ」
「なるほど、ロリ巨乳理論を応用しているわけだね?」
「そうです」
「本当かよ!」
「あなた今期だと誰が好きですか?」
「俺はやっぱり胡蝶しのぶとか好きだね」
「まだ出てきてないし!」
「あんたは誰よ?」
「私は上弦の陸の女の鬼とかいいですね」
「相変わらず悪い女が好きだなー。堕姫っていうらしいぞ」
「読めませんね。ダッキですか?」
「そりゃ封神演義だよ」
「宝貝ってなんて読むかわかります?」
「パオペエ」
「確かに読みづらい名前多いですね。吾峠呼世晴は読めます?」
「最初に間違って覚えたから全然読めん。義勇も善逸も自信もって読めん」
「そりゃあんた、ただの老いですよ」
「これが老いかー」
「妓夫太郎はどうです?」
「義勇と一緒になって読めん」
「竈門炭治郎って書けます?」
「書けん。禰豆子も読めんし書けん」
「悲鳴嶼行冥」
「読めん」
「不死川実弥」
「読めん。柱なんか半分以上読めん」
「胡蝶しのぶ」
「この人だけ、鬼滅全キャラですぐ読めるんだよ!だから好きさ!」
「えーとそれでは最後にまとめてください」
「何を?」
「難しくて読めないキャラクターの名前問題についてまとめてください」
「うーん、そうだな。昔タモリ俱楽部を見てたときに、名前が難しい読み方のタレントさんが番組に出ててさ・・・」
「ほうほう」
「その人がタモリに、僕の芸名って漢字が難しいんですけど、もっと読みやすい名前にしたほうが良かったですかね?とか聞いてたんだよ」
「そんでそんで?」
「そしたらタモリさんが、例え読みにくい名前でも、一度覚えてくれたらずっと覚えててくれるから、それはそれで印象に残りやすくていいと思うよって言ってたんだよね」
「なるほど、さすがタモリ。名前の読みづらさも一種の愛着に繋がるわけですね」
「そういうことだね」
「わかりました。でもうーん、覚えづらい名前のキャラクターがこうも多いとなー。煉獄さんは千石さんって言って恥かいちゃうし」
「爬虫類は火が苦手だぞ」
「それならせめて、オープニングにキャラクターと一緒に名前を出して思い出させてくれないですかね?」
「昔のエロゲーのオープニングみたいな感じかね?」
「それだと忘れてもいいから見やすいんですけどね」
「よしわかった!それじゃあ3期はそうすることにしよう!」
「採用ですか!?ありがとうございます!!それじゃあ、最後に何か一曲掛けてください!」