The Sore Feet Song
「どうもこんにちは」
「こんにちは」
「およそ遠しとされしもの・・・」
「お」
「下等で奇怪、見慣れた動植物とはまるで違うと思しきモノたち。それら異形の一群を、ヒトは古くからおそれを含み、いつしか総じて蟲と呼んだ・・・」
「『蟲師』のオープニングの前にやるMCだな」
「さすがに全部は覚えてないですけどね。どうですかこういうのは?」
「いいね!これから始まるぞーってテンションあがるわ」
Believe
「そんじゃ次はあなたの番です。どうぞ!」
「え!?う~んそうだなー・・・受け継がれる遺志、時代のうねり、人の夢、これらは止めることのできないものだ。人々が自由の答えを求める限り、それらは決して留まることは無い!」
「いいですね!ギターのイントロで喋って、シンセサイザーが走ってオープニングスタート!Believe in wonderland ♪あれは名曲だったなー!」
「君は『ワンピース』ってどこまで読んでたの?」
「ヒルルクの桜まではジャンプで読んでましたね。コミックスは9巻まで集めてました」
「それ集めてるっていうかな?」
「だからまあナミが最高ということになるんですよ。いい最終回だった」
「違います」
「しかし100話でグランドラインに入っていったのは、びっくりしましたね!あんだけ煽っといて、もう入っちゃうんだ?って思いましたよ。バギーもついでに入っちまうか!とか言って入ってくるし」
「だってちょうどキリがいいじゃん。そんで100話のタイトルは『伝説は始まった』」
「あれは鳥肌が立ちましたけどね」
「尾田栄一郎の読み切りがジャンプに載ってた時は、すげーオリジナルの完成度たかい絵を描く人だなーと思ったの覚えてるわ」
「ただ『ワンピース』は『こち亀』と一緒で、オッパイおおきい女の子しかいないからあんまり萌えないんですよね」
「それはわかる。昔のジャンプに萌えはなかったな」
「『るろ剣』はよ!?」
「その頃は、剣心の事しか見てなかったから。弥彦もキライだった。見よう見まね龍槌閃って、飛天御剣流はお前には10年早いわ!」
「弥彦に嫉妬してるだけじゃねーか!」
「中学生くらいまでは、カッコいい男性キャラしか目に入んなかったんだよね!『電影少女』と『アウターゾーン』と『地獄先生ぬ~べ~』は別だけど」
「しかしジャンプは知ってると思って言いたい放題ですね。サンデーにはなんにも言えないくせに」
「『行け!南国アイスホッケー部』はちゃんと読んでたぞ」
「それは特殊だと思うんですけど・・・」
「『かくしごと』のマンガのモデルは、あれなんじゃないかな?」
謎
「それじゃあ、次はまた君のターンだ!」
「え!まだやるんですか!?うーんそうだなー。アリバイ、暗号、トリック、取引。ミステリアスな黒の組織。たったひとつの真実見抜く、見た目は子供、頭脳は大人、その名は・・・名探偵コナン!」
「いいね最高!『コナン』は12巻まで集めてたな!」
「いま99巻が発売してんですよ!9分の1しか読んでないじゃないですか!」
「俺は昔、灰原が暗くてキライだったんだよね。中身年上だしさ。でも年々順位が上がってきて、今じゃダントツの1位だよ!中身も気が付いたら年下になってるしね。灰原見るために映画見に行ってるようなもんだよ」
「私は『紺青の拳』は園子が可愛かったですけどね」
「それじゃあマイクを渡すので、ラストにもう一つお願いします」
「・・・無限の時が鼓動を止め」
「おおー!!!」
「人は音も無く炎上する。誰一人気付く者も無く、世界は外れ、紅世の炎に包まれる!」
「いやー素晴らしい!!これですよこれ!良く思い出しましたね!褒めてつかわす」
「ありがとうございます」
「これが1位かな?あなた、誰が好きでした?」
「頂の蔵ヘカテー」
「わかりました。それでは今回はこの辺で、最後に曲を掛けて終わりにしましょう」
「それじゃあ今日は、Folder5で『Believe』、川田まみで『緋色の空』を2曲続けてどうぞ」