『R.O.D -THE TV-』の日記~その16

※『R.O.D -THE TV-』のネタバレあり

 

第19話「家族ゲーム」、第20話「悲しみよこんにちは

第20話のサブタイトルはサガン。第19話はわからない。

ねねね先生は、若くして天才作家と言われた人なので、サガンがモデルなのだろうか。

ところで、『アニメ会のインターネットラジオ会館 THE TV』のTHE TVは、この『R.O.D -THE TV-』から来ているのだろうか。しかし、なぜあの番組は放送が中断してしまったのだろう。楽しんで見てたんだけど。復活してくれ!

そんでもって、『二次元妻帯者の夜』は「天国注射の夜」から来ていると思うんだけど、どうなんだろう?いや、普通に考えたら『銀河鉄道の夜』なんでしょうけど。

第19話で、平和は終わりを告げる。

英国のエージェントであるミラーマンの手によって、読子先生とアニタを残し、読子先生の実家に隠れていたみんなは誘拐されてしまった。

このミラーマン。光の屈折率を利用して、自分の姿をカメレオンみたいにいろんな人間に変えることができる。また、ステルス迷彩のように姿を消すこともできる。

アニタ読子先生VSミラーマン。『ドラゴンボール』みたいな倒し方をしていたぞ。アニタのアクションと紙の作画が相変わらず凄かった!

すごいどころか、巨大な紙飛行機に乗って、ヘリコプターを追いかけるシーンは最高だ!

てっきりマギーちゃんみたいな乗り物を読子先生は作るんだろうと思っていた私は馬鹿である。そりゃ紙飛行機だわ!

 

さて、ちょっと気になるところが増えてきたので、いくつかメモしておこう。

(1)まず、ドレイクがたまに口にする「マギー」とは、あのマー姉のことなのだろうか?なんの繋がりがあるのだろう。

(2)そして、ウェンディはジョーカーにどれほど入れ込んでいるのだろうか?あの異様なまでのこだわりは何なんだ?忠誠心の塊みたいな人である。

(3)そして、第20話のラスト。ジュニアはヘリコプターの事故で死んだと思ったウェンディが、ジョーカーに提示したプラン。alternate plan という書類にアニタちゃんが写ってたんですけど・・・。え!?マジで?・・・嫌な予感が的中である。

(4)そして、完全言語とは一体何なのか?洗脳っぽい響きがするんだけど。他国の言語を強制するとは、これまたなんともヤバイですね・・・。「放送局抑えました」とか言われるのもキツイ。旧劇場版エヴァを思い出す。

 

そう。アニタ読子先生は紙飛行機に乗って、捕まっているお姉たちを追いかけるのだが、目の前でヘリコプターは爆発して墜落してしまうのだ。

お姉たちを助けられなかったと思ったアニタは、「すべてを見通す眼の書」を火にくべると、読子先生を怒鳴りつけて、昔通っていた中学校に戻ってくる。そして図書室で久美ちゃんと再会するのだが、久美ちゃんはアニタのことを覚えていないのだった・・・。これは完全言語プロジェクトの一環か?

そして、読子先生も神保町に帰ってくるが、自分が住んでいた古書店街はまるで爆撃にあったかのように消滅していた。もう『キコニア』に続いてこれも完全に戦争ですね。

悲しみよこんにちは、ここに極まれり。 

あと、「ジェントルマン」は「マン」ではなく「ジェントルメン」であった。

複数形である。これは何を意味しているのだろうか?ともかく自分のことを複数形で呼ぶようなやつにろくな奴はいない。お前はお前であって他の誰かではないのである。

今回はなんか疑問形だらけの感想になってしまった。

なので最後にどうでもいいことを書こう。

あれだけ会いたいと言って慕っていた読子先生にあえたねねね先生だが、ねねね先生が読子先生にはため口、読子先生は敬語というのがいいですね!

あと母親と初めて話したジュニアのかわいいこと!「私のいちごあげるね」とナンシーさんはケーキのいちごをジュニアにあげるのである!これまたうっかり泣きそうになったが、まだ午後2時だったのでなんとか泣くのを耐えた。

私はいま、おいそれと泣かないように訓練中なのである。なぜなら最近、ちょっとしたことで泣きすぎだからである。このまま行くと数年後には、常に涙を流し続ける危険なやつになってしまいそうなのだ。飾りじゃないんですよ涙は!私は今年はおいそれと泣かない!

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